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<自民>山崎拓、保岡氏は公認せず 参院選比例で方針固める(毎日新聞)

 自民党は8日、参院選比例代表での立候補を希望している山崎拓前副総裁(73)と保岡興治元法相(70)を公認しない方針を固めた。衆院選で落選した前議員を「70歳定年制」の例外として処遇することへの党内の反発に配慮した。執行部が近く山崎氏らに伝える。

 山崎氏は6日に谷垣禎一総裁と党本部で会談した際、「18日までに結論が出ない場合には自分の道を行く。派閥は野田毅事務総長に任せる」と述べ、公認されなければ自民党山崎派の会長を退き、離党も辞さない考えを示している。

 山崎氏は国民新党の亀井静香代表と近く、自見庄三郎幹事長は自民党時代に山崎派に所属していた。このため山崎氏が国民新党から立候補するとの見方も出ている。同党幹部は「貴重な人だ。年齢で切り捨てるのはよくない」と移籍の可能性を否定しない。

 自民党内には、閣僚や幹事長を歴任した山崎氏の党への貢献や、参院選比例代表の候補者発掘が進んでいないことなどを理由に公認すべきだとの意見もある。しかし、党幹部は「(地元の)福岡県連関係者に調査したところ、山崎氏に厳しい結果が出た」と明かす。

 執行部は「くら替え問題」に区切りをつけた形だが、「谷垣さんは即座に否定すべきだった。公認するかもしれないと思われること自体が党のイメージダウンだ」(中堅議員)との不満もくすぶっている。【田所柳子】

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シー・シェパード船衝突、NZ政府に抗議(読売新聞)

 平野官房長官は7日午前の記者会見で、反捕鯨団体シー・シェパードの小型高速船が南極海で日本の調査捕鯨船団の監視船に衝突した事故について、「極めて遺憾だ」と語り、日本政府として小型高速船の船籍のあるニュージーランド政府に抗議したことを明らかにした。

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聴取要請から1週間 小沢氏「多忙」 膠着続けば証人尋問も(産経新聞)

 資金管理団体「陸山会」の不透明な経理操作疑惑が浮上している民主党の小沢一郎幹事長が、東京地検特捜部から参考人としての事情聴取を要請されてから、12日で1週間が過ぎた。疑惑の全容解明には小沢氏の聴取が不可欠とする特捜部の判断に対して、小沢氏本人は「忙しい」などとして応じていないようだ。小沢氏がこのまま聴取に応じない場合、特捜部はどういう一手を打つのか-。

 東京地検特捜部が小沢氏に任意での事情聴取を要請したのは5日。要請は、小沢氏の弁護士を通じて行われたもようだ。

 これを受け小沢氏の周辺では当初、「小沢氏が聴取に応じる意向」との情報が流れた。しかし、実際には小沢氏側は特捜部に「忙しくて行けない」と伝えているという。特捜部からの要請は5日の1回きりで、再度にわたる要請は行われていないようだ。

 小沢氏は12日の会見で聴取について「弁護士に一任している」。「弁護士を通じて事実関係は包み隠さず話している。検察当局はすべてご存じのはずだ」とも述べた。

 法曹関係者らによると、このままの状態が続いた場合、特捜部はすでに陸山会会計事務担当だった石川知裕衆院議員(36)の立件方針を固めていることから、石川氏の公判を前にした時期に「初公判前の証人尋問」を裁判所に請求することができるという。

 初公判前の証人尋問は、刑事訴訟法226条に規定された手続きで、捜査に不可欠な知識を持つ者が任意の取り調べに対し、出頭や供述を拒否した場合、初公判前に限り、検察官が裁判官に証人尋問を請求できるというものだ。

 特捜部は、上申書の提出で済ます考えはないとして、聴取にこだわっている。鳩山由紀夫首相の資金管理団体をめぐる偽装献金事件では、鳩山氏の事情聴取を見送って上申書で済ませた。なぜか。同罪で在宅起訴された元公設第1秘書がすべてを認め、鳩山氏本人がまったく関与していなかったと判断したからだ。

 しかし、小沢氏側の疑惑では、不記載に至るまでの経緯で小沢氏の関与が随所にみられる。この点が鳩山氏のケースで大きく異なり、特捜部が聴取を求める根拠になっている。

 小沢氏の関与を挙げると、(1)問題の土地購入を指示(2)石川氏がすでに「土地代金として小沢先生から現金4億円を受け取った」と供述(3)土地代金を支払った直後、4億円の定期預金を組んで同額の融資を受けた際、融資関係書類に小沢氏の署名があった-などだ。

 さらに、小沢氏の聴取が必要な理由として、石川氏が特捜部の任意聴取に虚偽の説明をしている疑いがあることもある。

 石川氏は土地代金の原資について「小沢先生から貸付金として受け取った」と供述している。ならば、なぜ一度に受け取った4億円を陸山会の複数の口座に分散して入金したのか、小沢氏からの貸付金ならば不記載の必要があったのか。

 石川氏はこのほか、「定期預金とこれを担保にした融資は、これまで不動産を買う際の慣習だった。融資は不要だった」と供述している。だが、400万円以上の金利負担を生じさせてまでも、不必要な融資をなぜしたのか。

 特捜部は石川氏の説明にこうした不自然さが残ることから、小沢氏本人の説明が必要との構えを崩しておらず、小沢氏との間で神経戦が続きそうだ。

     ◇

  地検特捜部からの任意の事情聴取要請を受けた小沢一郎氏。会見があった12日以外はだんまりを決め込み、国会、居酒屋…と普段通りの一週間を送った。

 7日夜、小沢氏がいたのは国会近くの中華料理店。秘書らとの夕食を終えると、黒いコートを着込み、マフラーと大きなマスク姿。無言のまま帰宅した。

 翌8日午前は、国会内の幹事長室。夜には秘書らと東京・赤坂の居酒屋で鍋。店では客から歓声を浴び笑顔を見せる一幕もあった。

 10日は東京都千代田区の日本棋院で井山裕太名人(20)との囲碁対局に、笑顔を浮かべ終始ご機嫌。ただ、「事情聴取は受けたのか」との質問には、だんまりを決め込んだ。

 3連休最終日の11日は、政府・民主党首脳会議に出席。夕食は秘書らと一緒に居酒屋「庄や」赤坂店へ。刺し身や豚キムチ鍋などをさかなにビールや日本酒の熱かんをあおったという。報道陣に囲まれると、顔をしかめ無言で帰宅した。

     ◇

 初公判前の証人尋問 捜査に不可欠な知識を持つ者が任意の調べを拒否した場合、初公判前に限り、検察官が証人尋問を請求できる。裁判所が認めれば当事者は原則、拒否できない。非公開で行われ、虚偽証言は偽証罪に問われる。

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